RPGって基本、世界を救うのが目的ですよね。
その世界を救うキャラクターたちの恋愛模様がすごく好きなんです。
そこからしか得られない栄養素の名前ってなんて言うんでしょうか・・・。
この記事ではシリーズではあまり話題にならないかもしれない、個人的に感じた胸キュンシーンについて語りたいと思います!
ちなみに、リマスター版にて「幻想水滸伝Ⅱ」初プレイです!
『もし、私が違う時、違う場所に生まれて、そして、もし私の背があと少し低かったら、あんたといい仲になっていたかもね』
『ははは、俺の方はいつでもOKだけどな。だが、そっちはそうもいくまい』

ミューズの市長を務める、頼れる自立した女性アナベルと、主人公と行動を共にしているミューズの傭兵ビクトール。
いつ敵である王国軍が攻めてくるかわからない状況である夜、ビクトールがアナベルを訪ね一緒にお酒を呑むシーン。
昼間とは違い”このまま降伏した方がいいのでは・・・”と弱音とも取れるセリフを言うアナベルを”リーダーがそれでは困るな”とビクトールらしく励ました後のこのやり取り。
・・・え、もう好きじゃん。
でもってビクトールもまんざらでもないじゃん。
『私の背があと少し低かったら』って乙女じゃん。
もしかしたら強くいるために弱い部分を見せないようにしてきたのかもしれない。
でもほんの少しだけ、心惹かれる人を見上げることに憧れがあったのかもしれない。
ビクトールはそんなアナベルの気持ちを察していての『そっちはそうもいくまい』なのか。
彼は彼で、傭兵なんかの自分じゃ釣り合いが取れないとか思ってそう。
側から見たら両思いなように見えるのに、自分の立場とか、相手への思いやりですれ違う大人の関係に、もどかしいけどグッときました。
『わたしだって、一生懸命あなたのことを想っているのに!!!』

大人なやり取りに対してこちらは真っ直ぐ。
王国軍と揉めているところを助けてもらってからずっと、傭兵であるフリックを追いかけている女学生ニナ。
常にストレートに想いをぶつける彼女に、フリックは真剣に取り合いません。
ニナは、フリックには忘れられない人がいると知りそのことを尋ねます。
ですが、ガキには関係ないと言われてのこのセリフです。
なんかもう、眩しい!
ここまで言われて何とも思わないのかよ、フリック・・・。
女の私でもハッとなったのに。
前作の話を知っている側からすると気持ちは分かるけど、せめてちゃんとニナのこと見てあげてくれ・・・。
本気なのに聞いてもくれないのは悲しいけど、すごく純粋で一生懸命な、恋する女の子の気持ちに切なくてキュンとしました。
意図せず前作にも登場したビクトールとフリックに関係するシーンを取り上げてしまいました。
作中でもイケメンポジションのフリックだけど、女性に対しての振る舞いはビクトールに一票かな。
「幻想水滸伝Ⅱ」は最近までプレイしていたのでその勢いのままこの記事を書きましたが、ストーリーが本当に面白くてすごく引き込まれました!!
他のキャラクターについてはもちろん、前作「幻想水滸伝」に関してもおいおい上げていけたらと思います。
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